【不妊治療】治療を進める上でとても重要!夫の検査
不妊の原因は、男性と女性で半分ずつと言われています。
私の祖母は、最初の結婚で3年間子どもを授からず離縁されました。
けれど、祖父と出会って再婚し、すぐに4人の子宝に恵まれ、現在は11人の孫と7人のひ孫に囲まれて元気に過ごしています。
昔は「おばあちゃん大変だったんだなぁ。でもおじいちゃんと再婚してくれたおかげで私は生まれたんだなぁ」くらいにしか思っていませんでしたが、きっと最初の旦那さんになにかしらの原因があったのでしょう。
(相性みたいなのもあるかもしれませんが)
子どもができないと、どうしても女性側に原因があると決めつけがちです。
私も昔はそうでした。
無知ゆえに他人を傷つけてしまったこともきっとあったと思います。
我が家の場合は夫には原因らしきものは見つからなかったのですが、男性にとって検査を受けることはなかなか抵抗があるようです。
なにか異常が見つかった時に、どう受け止めていいのかわからないんだそうです。
女性以上にデリケートな生き物なのかもしれません。
今回は、不妊治療を進める上でかかせない「夫の検査」について、検査を受けた時の様子をまとめてみました。
夫の検査を提案される
無知なことに、不妊治療はわたしの検査だけでいいと思っていたのですが、タイミング法の早い段階でドクターから夫の検査を提案されました。
検査で男性側に原因があるとわかった場合、顕微授精や外科的手術を施さないと授かれない場合があります。
不妊症の原因の半分は男性にあるとされているので、男性側の検査をすることで、不妊の原因をしぼりこむことができます。
夫の反応
しぶる旦那さんが多いと聞いていたので切り出すのをためらいましたが、夫は
「いいよ!検査受けるよ!」
とすごく前向きに受け止めてくれたのでホッとしました。
子どものための治療なので夫婦二人とも検査を受けるのは当然と言えば当然なのですが、なかなかデリケートなことなので男性が戸惑う気持ちは理解できます。
私も不妊治療のために産婦人科に行くのは抵抗がありましたから。
夫の積極的な姿勢に感謝です。
検査
私の通ったクリニックは産科メインだったので、採精室がありませんでした。
プラスチックのカップを渡され、自宅で採精します。
気が散るといけないので、私は散歩に出かけ、終わったら電話をもらうようにしました。
採取したら1時間以内に受診するよう言われていたので、猛ダッシュで病院へ向かいました。
その際、冷えるとよくないため、容器をビニールに入れてタオルで巻き、保温バッグに入れて、車の中では膝に載せて大切に運びました。
(季節は初秋だったので、気温はまだ高かったです)
病院につくと、すぐにケースを受付に手渡し、結果を待ちます。
採精から30分くらいで提出できたので、時間はクリアできました。
テクノロジーを駆使して解析するのかと思いきや、看護士さんが顕微鏡をのぞいて目視で数えるそうで、意外にもアナログなんですね。
結果
手書きのメモ用紙に
・量
・濃度
・総数
・運動率
が書かれたものを手渡されました。
運動率がやや悪いが、他は正常値を満たしているとのことで、とりあえず夫側に問題はないということがわかりました。
夫も安心したようです。
費用は
保険適用です。
初診料も込みで1,000円くらいでした。
とりあえず、夫は自然妊娠も可能な状態であることがわかったため、このまましばらくタイミング法を続けることになりました。
私の検査は、並行して続けていくことになります。
男性にとって婦人科の門をくぐることですら抵抗があることだと思うのですが、ましてや検査となると…そんなプレッシャーの中で、イヤな顔ひとつせずに受診してくれたことは、本当にありがたいです。
次回は「子宮内膜ポリープ掻爬術」についてです。
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