【不妊治療】子宮内フローラと膣培養の再検査はなんとか合格点・森永のラクトフェリンを追加
前回は、体調不良から採卵を中止したものの、無事に子宮内フローラと膣培養検査の再検査を終えました。
1回目の検査では、子宮内にラクトバチルスがたったの0.1%しかおらず、ラクトフェリンサプリを1日7錠、必死に飲みました。
膣培養検査は約10日ほど、子宮内フローラ検査は4か月ほどで結果が出ます。
今回は、再検査の結果をまとめました。
ちなみに、再検査の結果をふまえて、ラクトフェリンサプリを独断で追加することになるのですが、選んだサプリについても記します。
1回目の検査結果はこちらをご参照ください。
isohiyo-wantbabysooner.hatenablog.com
再検査の結果
子宮内フローラ検査後、プラノバールを飲んでいないにもかかわらず、生理30日目にリセットして珍しく29日周期でした。
(いつもは24~25日周期です)
内膜を採取しているため、ホルモンバランスに影響して、周期が長引いたのかもしれません。
子宮内フローラ ラクトバチルス増&ガードネレラ検出
↑子宮の中で細菌と闘うラクトバチルスのイメージ
1回目の検査では、クレブシエラという悪い菌が97%を占めていて、ラクトバチルスはたったの0.1%という悲惨な結果でした。
今回は、クレブシエラ殺菌のため、シプロフロキサシン200mgを朝夕1錠・10日間服用。
さらに、ラクトフェリンを1日700mg・2ヶ月間飲んだ状態で再検査を受けました。
結果は、
「ガードネレラという悪い菌が検出されたが、ラクトバチルスも順調に増えている」
という数値が出ていました 。
パーセンテージでいうと、
ガードネレラ:58.9%(前回0)
ラクトバチルス:27.2%(前回0.1%)
クレブシエラ:2.6%(前回97%)
ラクトバチルスが大幅にアップしていました。
本当は80%超えを狙っていたので、少し残念ではありましたが、ちゃんとサプリの効果が出ていると立証されたので、満足です。
97%も占めていたクレブシエラはほぼ撲滅できたと考えていいそうです。
(まだちょこっといるのは気にかかりますが)
今回新たに検出されたガードネレラは、細菌性膣炎の原因菌のひとつです。
感染しても症状はあまりないのですが、においで気づく人が多いようです。
(アミン臭という魚の生臭いにおいらしいです)
今のところ、においも含めて特に異変は感じていなかったのですが、ばっちり感染しているようです。
前回はまったく検出されなかったので、不思議です。
体調(抵抗力)にも左右されるのかもしれません。
ガードネレラは、妊娠中に感染すると早産の原因になるようです。
ただし、着床自体に影響を及ぼすような菌ではないため、心配はあまりしなくていいと言われました。
なにより、今回はラクトバチルスがたくさん検出されたため、総合的に見て問題ないとのこと。
検査結果が出るまでに4週間かかり、その間も毎日欠かさずラクトフェリンを飲んでいたので、今はさらに改善されているだろう、と言われました。
子宮内環境は、着実に改善されていると考えてよいようです。
一般的にラクトバチルスは80~90%が好ましいとは言われていますが、ちゃんとラクトバチルスは増えているので、このままラクトフェリンを飲めば、フローラに関しては、再々検査は不要と言われました。
ラクトフェリンサプリを飲んで体調が変わった実感はありませんが、とりあえずラクトバチルスが増えてくれているようでひと安心です。
引き続き、ラクトフェリンを飲もうと思います。
膣培養検査は
膣培養に関しては前回は「悪い菌もいないし、いい菌もいない」という結果でした。
今回は、子宮内と同様に、ガードネレラが少し検出され、膣炎になりかけの状態です。
ただし、ラクトバチルスがしっかり検出されているので、ガードネレラを自然にやっつけてくれるだろうということでした。
前回はラクトバチルスはゼロだったので、やはりラクトフェリンの効果はちゃんと出ているようです。
ガードネレラ対策は特にしない
子宮内の60%近くを占めているガードネレラの治療をするか否かで、頭を悩ませました。
抗生剤もしくは膣剤で、治療ができるようです。
けれど、薬のせいで、せっかく増えてきたラクトバチルスに悪影響を与えることは避けたい 。
先生と話し合って、とりあえずガードネレラの治療はしないことにしました。
「ガードネレラはいい菌ではないけど、めちゃくちゃ悪いっていう菌ではない」からだそうです。
ラクトバチルスは着実に増えてきているわけで、このままラクトフェリンをこのまま継続してラクトバチルスを増やしていければ、自然とガードネレラの増殖を抑えられるだろう、と言われました。
(もちろん、治療したいならしてもいいよ、と言われました)
今後の治療方針は
生理3日目までのホルモン値(主にE2)がよければ、採卵へ。
おもわしくなければ、子宮内フローラも改善されたことですし、いよいよ移植をしてみようということになりました。
フローラ再検査の結果が悪かったら、移植するのはもったいないので採卵一択だったのですが、先生も
「移植してもいいと思う!」
と言ってくださったので、移植も視野に入れて動くことに。
ホルモン値がよくても悪くても、一歩前に進めそうです。
ラクトフェリンサプリを追加
たまたまその日のコンディションが悪かったのかもしれませんが、NRLファーマのラクトフェリンGXを1日7錠・2ヶ月間服用したものの、フローラ再検査ではガードネレラが約60%でした。
(ラクトバチルスは27%)
それほど問題はないということで、ガードネレラの治療は特にしないことになりましたが、やはり何か対策はしておきたいところです。
そこで、独断でラクトフェリンサプリの種類を増やすことにしました。
胃で溶けるか、腸溶性か
飲み続けてきたラクトフェリンGXは、腸溶性です。
特殊なコーティングを施すことで胃酸では溶けずに小腸で溶け、腸にしっかり届くように作られています。
これまで、1日7錠(合計700mg)を、2か月間飲み続けてきました。
それに対して、胃で溶けるタイプのラクトフェリンサプリもあります。
胃で溶けることで、ラクトフェリンが、数百倍の抗菌作用を持つラクトミンという成分に変わるそうです。(森永が発見したそうです)
私は膣や子宮が細菌に感染しやすいようなので、強力な抗菌作用にひかれました。
優れた抗菌作用があるのなら、ガードネレラに効きそうですよね。
というわけで、ラクトフェリンGXと併せて森永のラクトフェリンも追加で飲むことにしました。
胃と腸のダブルでラクトフェリンを吸収します。
※自己判断で飲んでいます。
量と飲む時間を調整
森永は、本来なら1日6錠(600mg)飲むのですが、すでにラクトフェリンGXを7錠(700mg)飲んでいるので、とりあえず3錠飲んでいます。
腸溶性と胃で溶けるというちがいはありますが、合計で1日1000mg接種していることになります。
一度に全部飲むのは大変なので、わけて飲むようにしています。
ラクトフェリンGXは、腸に届きやすいように就寝前です。
森永は胃で溶けても問題ないので、昼食後です。
移植までに、もっとラクトバチルスが増えていてほしいです。
次回は、いよいよ移植にむけて始動します。
isohiyo-wantbabysooner.hatenablog.com