【不妊治療】プラノバールのつらい副作用と対策

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私は、自然にまかせると生理3日目までのE2(エストラジオール)が高い傾向にあります。

生理3日目までの正常値は20~70と言われていますが(病院によって正常としている数値はちがいます)、私はいつも100近くまで上がっています。

 

E2が高い時はいい結果が出ず、正常値におさまっている時は特上の胚盤胞(5AA)ができました。

私の場合は、生理3日目のE2値がカギとなるようです。

 

そのため、採卵の前周期からプラノバールという薬を服用して、E2を下げる対策をとることにしました。

 

プラノバールは吐き気などの副作用を感じる人がとても多いです。

私も毎回、吐き気と戦っています。

本当につらいです。

何度も飲んできましたが、慣れることはありません。

その中で、自分なりの対処法のようなものを編み出していきました。

 

今回は、私の副作用の感じ方と、軽減するための工夫についてまとめてみました。

 

3回の採卵でわかってきた、私の「傾向と対策」については、こちらをご参照ください。 

isohiyo-wantbabysooner.hatenablog.com 

 

 

プラノバールとは

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中容量ピルです。

ピルというと避妊薬のイメージがありますが、実は不妊治療においてもけっこう使われます。

私も最初に処方されたときは、

「え、妊娠したいのにピル飲むの?」

と疑問に思いました。

 

プラノバールは黄体ホルモンと卵胞ホルモンの両方を合わせもったお薬で、ホルモンバランスを整える目的で処方されます。

飲む時期によっては、避妊薬にもなりますし、妊娠を促す効果もあります。

妊娠を避けるためと、妊娠するための両方の効果があるって、なんだか不思議ですよね。

 

服用終了後、1週間以内に生理がくると言われています。

私の場合は、飲み終わって5~6日目に生理が始まります。

  

病院によっては、採卵前は必ずプラノバールを処方されるところもあるようですね。

採卵前に服用すると、卵胞の成長の足並みがそろい、質のいい卵子がとれる効果が期待できるようです。

ただし、卵巣機能を抑制しすぎてしまう危険性もあるため、特にAMHが低い人や卵巣機能が弱っている人は、服用後の卵胞発育が阻害されてしまうこともあります。

体質に合わせて飲む必要がありますね。

 

採卵前にプラノバールを飲んだ時は必ず胚盤胞にまで育つので、私にとっては欠かせないお守りのような存在です。

 

飲み方

求める効果によって、服用開始時期や服用期間は異なるようです。

私のような低AMHの人は、長い期間服用すると、卵巣機能を制限しすぎてしまう恐れがあるため、慎重に服用期間を決定する必要があるようです。

 

毎日同じ時間に飲む

時間を決めて、毎日同じ時間に飲まなくてはいけません。

私は、スマホのアラームをかけて飲み忘れないようにしています。

 

カベルゴリン(潜在性高プロラクチン血症の薬)もアラームかけてます。

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また、飲み忘れを防ぐために、薬のパッケージに日付を書き込むことにしています。

毎日飲んでいると、

「あれ?今日は飲んだっけ?」

とわからなくなることがよくあるんですよね。(わたしだけ?)

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こうして日付を書いておくと、ちゃんと飲んだか一目でわかるとともに、一日に2回飲んでしまうということが避けられます

 

飲み忘れたら

飲み忘れたら、気づいた時点ですぐに服用します。

そして、そこから24時間後に次のプラノバールを服用するようにします。

 

飲み忘れたからといって、1度に2錠飲むことは絶対にしてはいけません!

 

副作用

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私にとっては不妊治療の薬の中で、このプラノバールダントツでつらいです。

他の薬で副作用を感じたことはほとんどありませんが、プラノバールだけは別格です。

すっごく小さい薬のくせに、破壊力がすごいです。

 

私が感じる副作用は、吐き気のみですが、本当につらいです。

 

飲んでから副作用が出るまで

飲んで4~5時間後にムカムカが始まります

いつ吐いてもおかしくないくらいの吐き気ですが、実際に嘔吐したことは一度もありません。

けれど、本当に気持ち悪いです。

気持ち悪さを感じ始めてから約3~4時間ほどは強いムカムカが持続します。

 

いつまで続く?

最初の2日間くらいが特につらく、だんだん軽くなってきて4〜5日で完全におさまります

その後は、副作用はほとんど感じません。

ですので、5日間くらいの辛抱です。

 

本当のツワリはこんなもんじゃないでしょうから、 「このくらい、たいしたことない!」と思うようにしています。(つらいもんはつらいですが)

 

対策

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基本的に副作用から逃れる術はありません

けれど、できるかぎり軽くするための工夫はできます。

 

思うに、ピルは疑似的に妊娠した状態を作り出す薬なので、副作用はツワリに似た症状なのかな?、と勝手に思っています。

ですので、一般的にツワリ対策と言われていることを試してみたらいいのではないかと考えています。

 

以下、私が考え出した副作用を軽減するための対策です。

 

腹七分を心がける

空腹時と満腹時は特に吐き気が強くなります。 

腹七分くらいを心がけると、少しは楽でした。

気持ち悪くなる時間(服用から4~5時間後)に、空腹もしくは満腹にならないよう気をつけています。

 

気持ち悪くなった時は、お腹になにか入れると楽になることが多いです。

ゼリーやウィダーインゼリーのようなツルっと食べられる軽い食感のものがオススメです。

プラノバールを飲む前は、必ず買いだめをして常備するようにしています。

 

こってりしたものより、さっぱりした酸味のあるものが食べやすいです。 

飲む時間を工夫

最初は病院で勧められたとおり、眠る前に飲んでいましたが、真夜中に気持ち悪くて必ず起きちゃうんですよね。

そのままベッドの中で朝まで吐き気と戦うのですが、夜中に具合が悪くなるのってすごく心細くないですか?

「早く眠らなきゃ」という焦りもありますし、横には夫が眠っているので、起こさないようにしないといけません。

 

そこで、私は夕方(5~6時)に飲むことにしています。

飲んでから気持ち悪くなるまでには、4~5時間ほどのタイムラグがあります。

この間に、夕食の仕度・お風呂・家事など、やらなければいけないことをすべてすませておくのがポイントです。

気持ち悪くなってからお風呂に入るのはかなりつらいので、先に入っておいた方がいいですね。

 

すると、ちょうど夜9~10時頃に気持ち悪くなってくるので、テレビを見たり本を読んだりして、気をまぎらわせてすごします。

そしてちょうど吐き気がおさまってくる頃に眠気が襲ってきて、そのまま眠る…というパターンです。

夜中、気持ち悪さで起きることなく、朝まで眠ることができます。

 

ご自分の生活スタイルに合わせて、飲む時間を工夫してみてください。

 

胃薬を飲む

病院によっては、胃薬を処方してくれるところもあるようです。

基本的に、数日飲むと軽快していく人が多いので、「我慢してね~」と言われることが多いようなのですが、あまりに症状が重い人は胃薬を出してもらえるようです。

私はとにかくたえ忍んでいるので飲んだことはありませんが、つらい時は遠慮せずに相談してみた方がいいと思います。

 

まとめ

プラノバール不妊治療の薬の中でも、吐き気などの副作用が強く出ます。

副作用をゼロにすることはできませんが、飲み方を工夫をすることで、多少は軽減できます。

 

 


 

個人差はあると思いますが、プラノバールは今まで飲んだどの薬よりも副作用が強くて苦労しました。
でも、E2を低く抑えていい卵子を採卵するためなので、とにかく毎回たえています。

もしも、「この方法で楽になったよ!」というおすすめ情報がありましたら、ぜひ教えてください!!