【不妊治療】5回目の体外受精にむけてショート法で排卵誘発を開始&不信感から先生の指名変更
ここまでで4回の採卵をへて、生理3日目までのE2(エストラジオール)値を、10~20前半に抑えた時にのみ、いい胚ができることをつきとめました。
やっと自分のうまくいく法則を見つけられたと思って喜んだのですが、今度はそのE2のコントロールが突然うまくいかなくなってしまいました。
前周期の生理15日目からプラノバールを服用しても、生理直後のE2が下がらなくなってしまったのです。
試しに、FSHが23、E2がやや高めの56で排卵誘発を開始してみましたが、案の定、卵胞の育ちが悪くて、急きょAIHに変更になってしまいました。(前回はここまで記しました)
結局、AIHの甲斐もむなしく、生理がきてしまったので、生理3日目に受診しました。
E2の抑制ができずにお休みばかり続いた時については、こちらをご参照ください。
先生の指名変更
体外受精2回目からは、より一貫性のある治療を受けるために、先生を指名することにしていました。
しかし、前回の強引な診察(FSHが23と高値なのに誘発をスタートさせた)の不信感があったので、今回からは、別の先生を指名することにしました。
いつものように採血をしてホルモン値を計測。
そして内診室へ入ります。
今回はE2が248
過去最高の数値を叩き出していました。
(ちなみに、正常な数値は20~70程度と言われています)
ただ、その後じっくりエコーを診てもらった結果、
「卵巣は腫れてないし、状態は悪くない」
とのことで、先生は採卵にむけて排卵誘発を始めるかどうかで悩んでいる様子でした。
しかしE2が200超えはやはりかなりイレギュラーなようで、やはり今回はお休みをした方が無難だろうということで、またもやお休み周期に。
かれこれ5周期分を無駄にしています…。
ちなみに、排卵誘発を始める際のE2の目安は、100くらいまでらしいです。
これまでと同じように、生理15日目から2週間プラノバールを服用することになりました。
ほんとに難しい身体です…なかなかうまくいきません。
前に指名していたの先生の時は、聞きたいことが聞けなかったり、伝えたいことが伝わらなかったりで、モヤモヤしながら帰宅することも多かったのです。
けれど、今回の先生はよく話を聞いてくださるので、指名変更をしてよかったです。
新しい先生は、前回FSH23で誘発をスタートさせた時のカルテを見て
「え、これで誘発開始しちゃったのか…」
とつぶやいていました。
やはり、医者の目から見ても、前回の判断(前の指名の先生)はおかしかったようです。
みんな真剣に治療をしているのですから、いい加減な診察はしないでほしいと思いました…。
モヤモヤした体外受精2回目の診察の様子
5回目の採卵にむけて排卵誘発を開始
生理15日目からプラノバールを14日間服用後、6日後に生理がきました。
20:00に出血が始まったので、1日目のカウントをどうするか迷いましたが、 翌日を生理1日目としました。
(誤差の範囲なので、カウントはどちらでもいいようです)
いつもは10日間なのに14日もプラノバールを飲んだので、E2の数値がどうなってるのか未知数です。
低すぎるか高すぎるかのどちらかなんだろうと推測していましたが、E2は54。
またもや微妙な数値!
ただし、
LHもFSHも今までの中で1、2を争う勢いで調子がよく、エコーの状態も悪くないとのことでした。
胞状卵胞は
右に1
左に3
です。
結局E2はやや高め(本当は10~20前半が理想)なので迷ったのですが、ここ半年間では1番落ち着いていますし、LHとFSHの調子のよさを信じて誘発に進むことにしました。
本当は10~20前半にまで下げたいところですが、これを逃すとまたコントロールが難しくなりそうだという焦りもが正直ありました。
誘発方法
いつもと同じショート法です。
・生理3日目と4日目はHMGフェリング300単位を、生理5日目からは同じくHMGフェリング150単位を自己注射
・生理3日目から5日間朝夕1錠ずつクロミッドを服用
・スプレキュアを1日3回点鼻
以上をかかさずこなし、卵胞チェックに向かいます。
ショート法のスケジュールについては、こちらをご参照ください。
自己注射の手順とコツについては、こちらをご参照ください。
卵胞チェックで採卵日決定
この日は日曜診療だったので、先生の指名はできません。
残念ながら、指名している先生には診ていただけませんでした。
肝心の卵胞は、
右→16mm1個、小1個
左→18〜20mmが3個
卵胞は程よい大きさに育っていたので、急遽2日後に採卵が決定しました。
まだ先だと思っていたので、心の準備ができてなくて焦りました。
不安だったのが、日曜は血液検査はお休みなので、E2の計測ができなかったことです。
採血だけして結果は採卵当日に教えてくれるとのことでした。
「いや、それじゃあ遅いんだけどな…」と心の中でつぶやきました。
E2は卵胞の成熟度を示す数値なので、採卵に進むか中止するかの大事な判断要素のひとつです。
セントマザー産婦人科では、日曜祝日は血液検査の結果がでないので、採卵日が決定するような大事な診察の時は、日曜祝日は避けた方がよいかもしれません。
今回は、採卵日が早すぎることが気になりました。
うまくいかなかった3回目の採卵の時も同じように、生理11日目で採卵しているので、不安です。
あの時とちがうのは、反応しているタマゴの数が少しだけ多いことくらいでしょうか。
(3回目の採卵時は育った卵胞は2個でした)
E2のコントロールに苦戦しながらもなんとか5回目の採卵にむけて駒を進めることになりましたが、不安な要素ばかりです。
次回は、5回目の採卵と採卵結果について記します。