【不妊治療】6回目の体外受精・凍結確認と今後の治療方針
6回目の採卵は、低刺激(HMGフェリング150単位確実で3回・クロミッド)のアンタゴニスト法で誘発を開始しました。
採卵結果はたったの1個(G2)で絶望しましたが、その1個が無事に4日目桑実期胚に成長してくれました。
全胚凍結を希望していたため、そのまま桑実期胚の状態で凍結してもらうことにしました。
(胚盤胞まで育てて凍結することも可能ですが、セントマザー産婦人科では胚へのダメージを最小限に抑えるため、桑実期胚での凍結を勧められます)
今回は、凍結結果と、今後の治療について記します。
採卵結果と受精確認については、こちらをご参照ください。
貯卵、成功
私は、低AMHで卵子がなかなかとれないため、凍結胚をためる「貯卵」を試みています。
これで、凍結胚は2つになりました。
生理3日目までのE2を10〜20代に抑えられた時は、1個だけとはいえ確実に凍結可能な卵ができています。
やはり今わたしに必要なのは、生理3日目までのE2をコントロールすることでまちがいないようです。
自信を失っていましたが、希望の光を取りもどしました。
貯卵については、こちらをご参照ください。
プラノバールを飲み始める日は、自分の生理周期に合わせる
わたしの短い生理周期の場合、プラノバールは、排卵直後の生理11〜12日目から飲み始めるのがベストのようです。
生理周期が正常な人は、一般的に13~15日目で排卵がおきます。
そのため、排卵直後にあたる15日目に服用を始めるよう指示されてきたのだと思います。
けれど、私は生理周期が24~25日と短くなってきているため、普通の飲み方では遅すぎたようです。
前に指名していたドクターは、カルテもろくに見ていないようだったので、そこまでは考えていなかったのでしょう。
新しく指名することにした先生が気づいてくださったおかげです。
本当に感謝です。
凍結確認
指示どおり、ルトラールを14日間服用して、5日後に生理がきました。
すぐにメールで凍結結果説明の予約を入れました。
培養士さんから凍結結果の説明をしてもらいます。
結果として、桑実期胚(初期)の状態で無事に凍結できていました。
セントマザー産婦人科では、桑実期胚は分割の進み具合におうじて
early
late
compact
の3段階に分けられています。
今回凍結できたのは、earlyにあたります。
前回凍結した桑実期胚は、最終段階のcompactの状態だったので、スピード的にどうなのかな?遅くないかな?
と少し不安になりましたが、培養士さんは
「4日目分割目安のいいスピードですよ☆」
と言ってくれたので、問題ないようです。
あと、今回は採卵する人が多かったため、いつもより2時間ほど採卵時間が遅かったことが影響しているのかもしれません。
いつもどおりの時間に採卵をしていれば、もう少し分割は進んでいたかもしれません。
今後の治療方針
今後の治療方針としては、当初は移植を考えていましたが、もう少し採卵をがんばって貯卵を試みようと決めました。
(先生は移植する気満々で、「まだ採卵やる?(驚)」ってかんじでしたけど 笑)
先生と相談して、次の周期は、
・生理3日目までのE2が低く抑えられていれば→採卵
・ホルモンの状態が悪いなど採卵に進めない時→高温期に子宮内フローラの再検査
という方針で固まりました。
次の周期にそなえて、プラノバールを10日間処方してもらいました。
もちろん、今回も生理12日目からの服用です。
たった1個の卵子が、立派な胚になってくれたことが、本当にうれしかったです。
すぐにでも移植したいところですが、子宮内フローラの再検査もしなくてはいけません。
まだまだ、治療は続きます。
次回は、子宮内フローラと膣培養の再検査について記します。