妊活を始める前にやっておきたい！風疹抗体検査
近年、風疹が大流行していますね。
妊娠中に風疹にかかると胎児に重篤な影響が出てしまうため、注意が必要です。
抗体をもっていれば風疹にはかからないため、抗体があるかどうかの検査をしました。
風疹とは？
風疹とは風疹ウィルスによる感染症です。
感染症なので、人から人にうつります。
発熱や発疹などが主な症状です。
麻疹（はしか）に似た症状のため、別名「三日ばしか」とも呼ばれます。
妊婦が感染すると、胎児に「先天性風疹症候群」という重篤な合併症が生じてしまいます。
充分な抗体が体内で作られている場合は感染することはありません。
一度感染したことがある場合や予防接種を受けた場合などは、抗体が作られている場合が多いです。
ただし、予防接種を受けても抗体が作られない体質の方もいます。
また、予防接種を受けたことがあっても、年月の経過とともにその効果が薄まることもあるようです。
私は学校での予防接種を受けていない空白の世代です。
大学生くらいの時に国の政策で無料で予防接種が受けられたのですが、なんせ若かったのでスルーしてしまいました。反省。
母に聞いてみましたが、風疹にかかったかどうかは思い出せないとのことでした。
風疹は発症しても軽い場合、気づかないことも多いそうです。
風疹抗体検査とは
体内に風疹の抗体があるかどうかを調べます。
血液検査です。
先述のとおり、以前かかったことがあったり予防接種を受けていても、生まれつきの体質で抗体が作れない人もいるので、一度調べておくことをおすすめします。
私の自治体では、妊娠を望む夫婦は無料で抗体検査が受けられるので、この制度を利用して受けてきました。
風疹抗体検査の受け方
(無料の抗体検査は、自治体によって制度が異なりますので、確認してください)
自治体のホームページに対象の医療機関が記載されているので、確認します。
病院に問い合わせをし、日時を決めて受診します。
採血をして、すぐ帰宅できました。
結果は1週間後、再び受診して聞きました。
幸い、十分な抗体がありました。
予防接種は受けていないので、どうやら知らないうちにかかっていたようです。
きっと軽めですんだんでしょう。
誰かにうつしていないか、特に妊婦さんにうつしていないか心配になりました。
予防接種
抗体があれば特になにもする必要はありません。
抗体がない、もしくは十分でない場合は予防接種を受ける必要があります。
（妊娠している場合、妊娠の可能性がある場合は受けられません）
予防接種は保険適用外です。
だいたい6,000円ほどです。
風疹と麻疹(はしか)の混合予防接種（ＭＲワクチン）の場合は、10,000円ほどです。
自治体によっては予防接種費用の助成を行っているところもあるので、確認してみてください。
予防接種後は
もしも女性が予防接種を受けることになった場合、接種後は胎児への影響が出ないように2ヶ月間は避妊しなくてはいけません。
妊活中の2ヶ月はとても貴重なので、治療のお休み期間などを利用して受けるといいです。
一部の男性は抗体検査・予防接種が無料に
厚生労働省は2019年から３年間、39～56歳の男性を対象に、抗体検査と予防接種を原則無料にする方針を発表しました。（2018年12月）
この年代の男性は風疹に対する免疫を持っていない割合が高いためです。
先ほども述べたとおり、生まれつき抗体を作れない人もおり、そういう妊婦さんの感染リスクを減らすためにも、ぜひ積極的に受けてほしいです！
次回記事「タイミングを取る日・夫への伝え方」についてはこちらからどうぞ！
isohiyo-wantbabysooner.hatenablog.com
