【不妊治療】腹腔鏡検査前の説明と術前検査
卵管造影検査の結果、卵管が肥大して写ったため、セントマザー産婦人科で腹腔鏡検査を受けることになりました。
看護師さんから腹腔鏡検査についての説明を受けました。
腹腔鏡検査とは
内視鏡で、子宮および卵管の周囲の癒着の有無を調べる検査です。
別名ラパロと呼ばれることもあります。
卵巣から排卵された卵子は、卵管采(さい)に取り込まれて卵管を進みますが、この卵管采が周囲と癒着して自由がきかなくなっていると、卵子を受け取ることができません。(ピックアップ障害といいます)
癒着が見つかれば、軽度のものであればその場で剥離などの処置ができるため、治療も兼ねています。
子宮内膜症や卵巣嚢腫(のうしゅ)の治療も行うことができます。
検査の手法
お腹に3箇所に1cmほどの穴をあけて、そこから器具やカメラを入れて患部を確認しながら処置を行います。
穴を開けるのは、おへそと、左右の卵巣あたりです。
少し傷は残ります。
静脈麻酔で眠っている間に行われます。
リスク
いちおう手術になりますので、合併症や麻酔による副作用などの危険性はあります。
また、腹膜炎などの合併症を起こす危険性はゼロではありません。
受ける際は、きちんと説明も受けましょう。
費用は
・費用は5〜18万円ほど
処置内容によって大きく金額に差が出ます。
入院日程は
・1泊2日の入院
経過によっては入院が延びることもあります。
また、病院によって入院日数は異なる場合があります。
その他気をつけること
・前もって術前検査を受ける必要あり
心電図や血液検査など、手術に必要な検査を前もって受けておかなければなりません。
・要避妊
腹腔鏡検査受けるときは妊娠していてはいけないので、高温期に受けるときは避妊しなくてはいけません。
また、腹腔鏡検査後もしばらく性交渉は禁止です。
などなど、ざっと説明を受け、その場で日程を決めて腹腔鏡検査の予約を入れてもらいました。
人気のある病院だけあって、2ヶ月も先でした。
術前検査(セントマザー産婦人科の場合)
予約
術前検査については、後日自分で電話して予約をとるよう指示されました。
希望日程を決めて、セントマザーへ電話して予約しました。
やはり夕方近くがつながりやすい印象です。
最近はメールでも受け付けてくれているようなので、都合がいい方法で予約を取るといいと思います。(ただし、診療時間内のみ)
術前検査は9:00〜10:00の間と時間が決まっているらしく、
9:00
9:30
10:00
から選んでくださいとのことだったので、9:30をチョイスしました。
以前の検査結果があれば免除される
半年前、前の病院で子宮内膜ポリープ掻爬をした時もほぼ同じ術前検査をやっているので、 それを伝えると、
「検査結果がわかるものを持ってきてくれれば、重複している検査は省略できる」
と教えてくれました。
前の病院からは特になにもいただいていなかったので、さっそく問い合わせて
「腹腔鏡検査を受けることになったので、可能であれば術前検査の結果を送ってもらえないか」
とダメ元でお願いしました。
快く承諾してくださり、郵送してもらいました。
術前検査当日
当日、受付に術前検査に来た旨を伝え、看護師さんと別室へ移動しました。
まずは前の病院から送ってもらった血液検査と心電図の結果を渡し、チェックしてもらいました。
足りない部分は
・胸部レントゲン
・出血時間
・血液検査(HTLV-1抗体検査、S/CO値検査も含む)
だけでした。
処置室で採血後、止血時間をはかるため、耳たぶを針で刺されて血が止まるまでの時間を計測しました。
5階のレントゲン室(卵管造影と同じ部屋)へ移動してレントゲンを撮影して終了です。
術前検査の費用
お会計は6350円でした。
最初の説明で1万くらいかかると言われていましたが、前の病院からの検査結果のおかげで5000円くらいは浮いたと思われます。
検査結果がでるまでには2週間ほどかかります。
まとめ
・術前検査は、結果が出るまでに2週間ほどかかります。
余裕をもって受けましょう。
・直近に受けた検査があれば、その検査結果がわかるものを提出すれば、重複したものは省略してもらえます。
お金が節約できるので、ぜひ取り寄せましょう。
術前検査の段階でかなり緊張していました。
次回は腹腔鏡検査当日の流れをまとめます。
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