【不妊治療】不妊の原因?潜在性高プロラクチン血症
婦人科の初診後、まずはタイミング法を行うことになり、並行していろいろな検査を行っていきました。
ホルモン検査は特に問題なしでしたが、負荷検査の結果、潜在性高プロラクチン血症と診断されました。
プロラクチンは、別名「乳汁分泌ホルモン」と言われ、母乳などを出すためのホルモンです。
つまり、本来は妊娠した時にたくさん分泌されるホルモンなのですが、妊娠していない状態でプロラクチンが高いと、体が妊娠していると勘違いして排卵を抑制し不妊の原因となります。
わたしは通常時のプロラクチン値は正常だったのですが、負荷検査の結果、夜だけ高くなる潜在性高プロラクチン血症だと判明しました。
診断された場合は、投薬で治療します。
今回は、潜在性高プロラクチン血症について、検査の流れや 費用、治療方法についてまとめました。
検査方法
TRH負荷試験という検査方法です。
血液検査です。
まずは通常の状態で採血します。
↓
そしてTRHという薬剤を静脈注射。(ちょっと痛い)
↓
15分後、30分後に採血して、プロラクチン値の変動を調べます。
病院によっては60分後、120分後など、置く時間は異なるようです。
120分も待つのは、なかなかつらそうですね…
3回採血があるので、血管の細い私には少しつらかったです。
診断
負荷後の数値が70ng/ml以上の場合は、潜在性高プロラクチン血症です。
わたしの場合、
15分後→188
30分後→164
ということで、清々しいまでの高値でした。
治療方法
治療は投薬です。
カバサールやカベルゴリンといった薬を週に一回時間を決めて服用します。
例:水曜日の23:00
週に一度なので忘れてしまいそうになります。
スマホのアラームをセットして、忘れないようにしていました。
私は、薬の副作用は特に感じませんでした。
薬を飲み忘れた場合は
アラームをかけていても、飲み忘れる時があります。
アラームがなった時にちょうどなにかをしていて、「あとで~」と後回しにしていたら、いつのまにか数日経過している…なんてこともしょっちゅうあります 笑
その際は、気づいた段階で服用し、次の服用はその日から1週間後にずらします。
つまり、薬と薬の間は必ず1週間は開けないといけません。
すごく小さい錠剤なのですが、強力なんでしょうね。
いつまで服用するのか
妊娠するまで服用します。
妊娠がわかった時点で、ドクターから服用中止の指示が出ます。
検査の費用は
保険適用です。
検査は5,000円ほどでした。
薬は1錠(つまり1週間)あたり40.5円です。
現在もカベルゴリンを服用して、治療は継続しています。
旅行や帰省のときも、忘れないように持って行っています。
余談ですが、私はiPhoneを使っているのですが、カベルゴリンのアラーム音を「照明」というサウンドに設定しています。
この音が「カベルゴリン♪」と鳴っているように聞こえて、毎週ほっこりしています。
カベルゴリンを服用中のiPhoneユーザーは、ぜひお試しください。
次回は、男性にとってはなかなか抵抗がある「夫の検査」について記します。
こちらからお読みください。
isohiyo-wantbabysooner.hatenablog.com